映画感想ライブラリー

文才ない人間が人気作からB級まで映画を見た感想を書くブログ※辛口注意

コンスタンティン

 

 

あらすじ

この世は、天国・人間界・地獄の3つの世界に別けられている。それぞれの住人は別の世界へと自由に行き来することはできない。しかし現実は、天使・悪魔と人間の中性的な存在「ハーフブリード」が外観上人間と違わぬ姿を以って人間界に住み着いていた。

末期の肺ガンで余命幾許も無い男ジョン・コンスタンティンは人間以外のものを見ることができる特殊な力を持っており、強力なこの力を以って人間界で悪事を働くハーフブリードを始末する悪魔祓いを行っている。しかしこの「人間以外のなにかが見える力」のせいで幼少期に苦しみ、自殺未遂を起こし、カトリックでは自殺は地獄に落ちるとされているため、悪魔祓いによる善行を積むことによって神の恩赦を獲得し、死後地獄行きが確定している自身の運命を変えようと画策していた。

ある日、悪魔祓いを行っていたコンスタンティンは少女にとりついた悪魔が人間界へ潜入しようとしたのを目撃する。互いの領域を侵さないことで成り立ってきた世界の均衛が崩れ始めようとしていた…。

 

 

登場人物

ジョン・コンスタンティンエクソシスト。人間とハーフブリードを見分けられる

アンジェラ…女刑事。超常現象は信じていないが、不思議な力を持つ

イザベル…アンジェラの妹。敬虔なクリスチャンだが自殺した

チャズエクソシスト希望のジョンの助手

ミッドナイト…元エクソシストだが現在は「中立な立場」。酒場を経営

ガブリエル…天界のハーフブリード

 

一言コメント:人間は神と悪魔のおもちゃです

 

感想(ネタバレ注意)

キアヌ・リーヴスとレイチェルワイズ共演の神やサタン、天使と悪魔とかが出てくる宗教色の強い映画です。
全体の感想としては、なんでしょう、惜しいなあという感じですね。

ストーリーはアンジェラの双子の妹が自殺した理由を調べていたらコンスタンティンの友人達がどんどん殺されてって人間界に何が起きてるんだ!?

っていうのが大筋なんですけど、まあ黒幕がわかりやすい。

「アイツしかいないだろうな」と想像通りの黒幕で、なんの捻りもありませんでしたね。

映像は凄くキレイで迫力あるんですよ。途中でキアヌに襲いかかってきたハーフブリードは虫や物の集合体みたいな感じなんですが、CGでしょうけど、一匹一匹がウネウネしてて本当に気持ち悪かったし。

キアヌのアクションも相変わらずよかったです。

神とサタンの世界が人間界を挟んで均衡を保ってるとか、「ハーフブリード」と呼ばれる人種が人間界にいて、そいつがたまに人間にちょっかいを掛けたりしてるとか世界観も凄く良いんですけどね。
ストーリーだけを見ると結局は神もサタンも傲慢だなあという印象しかなかったです。
→普通の人間が見えないものが見えて病んで自殺未遂→カトリックでは自殺は地獄に落ちる大罪→地獄に落ちるのヤダから悪魔に憑りつかれてる人間を助けたり善行→どんなに助けても、寿命が尽きそうでも地獄行きほぼ確定
→地獄には自分が退治した悪魔達が待ってる
ってそもそも主人公が不幸満載なのに、黒幕のガブリエルに「人間は恵まれてる、どんな事をしても反省すれば神は許してくれる」みたいな事を言われちゃうって。
「人間は恵まれてるから試練を与えてやる」って天使と人間の良いとこ取りのハーフブリードの方がよほど恵まれてるよなあとかツッコんでしまったり。

死にかけのジョンをサタンが地獄に連れていくためにわざわざ迎えに来るんですが、ジョンの善行がようやく認められたのかギリギリで天国に行くことを認められる→そりゃねえよ、とサタンがジョンの寿命を延ばして天国に行かせないとか、ジョン完全に神とサタンに弄ばれてるよなあとか。

一回自殺しかけだけの人間に対して凄い仕打ちだなあと。

結局宗教の掟は厳しくて、神とサタンは傲慢という印象しかない映画でしたけど、制作陣が描きたかったのは多分そこじゃないでしょう。

サタンが姿を見せたんだから、神も姿を見せてちょっとでいいから自分の考えとかを示してほしかったですね。

完全に人間になったガブリエルとか、ハーフブリードになった?チャズとか

続編の伏線は張りまくってましたが、続編の企画はどれだけ動いてるんでしょうか。

世界観とメインキャストの演技は本当に最高だと思うので、脚本がしっかりしてたら間違いなく名作になってたと思います。

続編では、その辺を期待したいですね。

 

個人的点数:70点

(キアヌの激しいアクションに注目!)

 

 

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