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映画感想ライブラリー

文才ない人間が人気作からB級まで映画を見た感想を書くブログ※辛口注意

アナコンダVS殺人クロコダイル

あ行

 

 

あらすじ

人食いワニの繁殖によりフェンスで隔離された片田舎のブラック湖。

そこへ、ある製薬会社の移動研究施設であるトレーラーが現われ、巨大クロコダイルを捕獲する。

不老不死の薬を研究するその企業は、実験のため大型爬虫類を必要としていたのだ。

だが、途中で麻酔が切れたクロコダイルがトレーラーを破壊して脱走、中にいた大蛇アナコンダまでもが逃げ出してしまう。

エサを求める両者はやがて人間たちを次々と襲いはじめ……。

 

 

 登場人物

タリー…魚類野生生物局の職員

リバ…保安官

べサニー…タリーの娘。社交クラブに入る

ティファニー…社交クラブのリーダー。傲慢

ビッカーマン…土地勘がある義足義手の老人

 

一言コメント:主役の扱いって大事だね

 

感想(ネタバレ注意)

アナコンダVSクロコダイルという、エイリアンVSプレデター並みの豪華な共演です。

パニック映画では定番の森の中でアナコンダとクロコダイルから逃げるというのがメインなんですが、

○クロコダイルから逃げるべサニー含む社交クラブ組

○べサニー救出に向かう父タリー&保安官

アナコンダ捕獲が目当ての製薬会社の人間達

と3つのストーリーが交互に進行するから非常にわかり辛い。

多分、主役はタリー&保安官ペアなんでしょうが、この二人のパートはとにかく地味。

この映画の主役は、タリーでも保安官でもいい娘のべサニーでもなく、傲慢なお嬢様のティファニーだと思う。

ティファニーは典型的な嫌味で傲慢なお嬢様なんですよ。

社交クラブのリーダーなんですが、海で合宿中、地味な女には海入らないでいいから砂浜で穴掘っとけと言い放つレベルの。

そんな最悪なお嬢様ティファニーですが、クロコダイルが社交クラブの女の子達に襲いかかってきたら自分の手下を囮にして逃げたり(他の子達には「助けられなかった」と言い訳)、クロコダイルから逃げる為に車に乗り込むとき、自分の車にお前は似合わないと女の子を追い出したり(その子は当然クロコダイルに襲われた)、女の子ごと自分の車がアナコンダに締め付けられたら、女の子の心配よりも自分の車が壊れた事にショック受けたり(べサニーに呆れられた)と

このよくあるB級パニック映画を必死に盛り上げてくれます。

そんな悪役お嬢様ティファニーは最後まで立派です。

倒れた自分の前にクロコダイルが現れた時、威嚇するクロコダイルに彼女のプライドが刺激されたんでしょう、「調子に乗るな!」とクロコダイルにビンタをぶちかました挙句に速攻反撃で頭から食われるという体を張ったギャグを見せて視聴者を大いに楽しませてくれました。

もうこれ彼女が完全に主役だと思います。

そんなティファニーの必死な盛り上げに呼応したのか、製薬会社組もポイ捨てするかの如く仲間の人間をアナコンダやクロコダイルのエサにしつつ追いかけるという行動で必死に社交クラブ組の盛り上がりに喰らいつきます。

そんな二組に比べたらタリー&保安官組は本当に地味で、盛り上がりも何もありませんでした。本当に主役組?と思っちゃうほどに。

主役のティファニーを失った映画は急速に勢いを失っていきますが、そんな中でもアナコンダVSクロコダイルの戦いは本当に熱かった。(CGが酷いのはご愛嬌)

そして、製薬会社の女社長とアナコンダが「私の愛しい子供よ…」「ママ…」と心が通じ合った瞬間は本当に笑感動的でしたし、そんな女社長に自分の仲間達を殺された男が発狂、ママを助けるために男を飲み込んだアナコンダはこの映画の名シーンとして語り継がれるでしょうね(棒)。

この手のパニック映画って大抵悪い奴は死ぬんですけど、この映画は自分の部下達を見殺しにした全ての元凶の製薬会社社長が生き残ってたのがちょっとビックリ。

一応捕まりはしましたけど、結局たいして罰を受けないのはどうなんでしょうね。

B級パニック映画なんですけど、ティファニーの存在がよくあるB級パニック映画からこの映画が一線を画している部分だと思います。

怖いというよりもどこか笑える映画です。パニック映画苦手な人にもオススメ出来ますね。

 

個人的点数:43点

(真の主役ティファニーの体を張った活躍に注目!)

 

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