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映画感想ライブラリー

文才ない人間が人気作からB級まで映画を見た感想を書くブログ※辛口注意

LUCY/ルーシー

ら行

 

 

あらすじ

ごく普通の平凡な女性ルーシーは、訪れた台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれ、下腹部にCPH4という新種の麻薬が入った袋を埋め込まれてしまう。

この麻薬は通常10%までしか活用できない人間の脳の潜在能力を極限まで高めることができる恐ろしいものだった。

運び屋として体内の麻薬と共に移動するよう命じられたルーシーだったが、麻薬を狙うマフィアに捕まってしまう。

ルーシーは激しい拷問を受けるが、その拍子に体内の袋が破れ、彼女の脳は麻薬の力で覚醒し、超人的な力を発揮してその場から脱出し…。

 

 

登場人物

ルーシー…男友達に騙され麻薬の運び屋にされてしまう

ノーマン博士脳科学の権威である科学者

ピエール…ルーシーから協力を要請されるフランス警察の刑事

Mr. チャン …ルーシーを使って新種の麻薬を国外に運び出そうと企てる韓国人マフィアのボス

 

一言コメント:ゆとりって、人間にとって大事だよね

 

感想(ネタバレ注意)

今大ブレイク中のスカーレット・ヨハンソン主演、名優モーガン・フリーマン共演の映画です。

見終わった感想を一言でいうならなんだこの映画…!?という感じ。

こっちが突っ込む暇もないほどどんどんストーリーが進行していって、たいてい説明がないか自分がバカだからなのか説明されても意味わからん状態のままラストまで突っ走って終わる映画です。

まず最初、明らかにバカそうな男に騙されたあげくマフィアに強制的に麻薬の運び屋にさせられるところ、そこを見た段階ではなるほど、このマフィアのボスにルーシーが復讐する話かと安易に思っていました。実際ルーシーはマフィアのボスに相当ビビっていたしメチャクチャやられていましたから。

その後、暴行されてルーシーが覚醒する場面。

いきなり体が壁にくっついたまま宙に浮いて「エクソシストかよ…」と思っていたら何か唐突に覚醒していました。

まあでもそこは身体の中で麻薬が漏れたとわかりやすい描写されていたのでまだマシです。

その後、唐突に○○%とカウントダウンが始まりますが、これも体が覚醒している状態を表しているのでわかりやすかったです。

急に覚醒したルーシーは無関係の人間を銃でドンパチして消していきながら病院を目指します。

病院で、手術中のところに失敬して「こいつどうせ死ぬから」と手術中の患者を台から強制的に放り投げますが、なんでそんなことわかるんだ…と突っ込んだら負けです。

その後医者を恫喝して「体の中の麻薬を取れ、麻酔はいらね」と言い放ちますが、なんで麻薬なしでも大丈夫なのか突っ込んだら負けです。

その手術中に唐突にママに電話してそれまで無表情無感情だったルーシーに人間味が戻って涙します。

最後はお互いに「愛してる」と応酬して電話が終わりますが、まさかこれがルーシーが感情を見せた最後のシーンになるとは視聴者はこの時知る由もありませんでした。

ちなみに、この時まででルーシーがどんな人間かたいして描写されていないので見てる方には全くルーシーの事がわかりません。

この後、寮で「昨夜いい男と朝まで頑張っちゃったわ♡」とかいう友人の女が出てきますが、その辺の情報を加味しても、ルーシーは「留学かなんかで台北に来た女で麻薬を扱うバカな男友達がいる」という程度しかわかりません。

そんな感じなので、見てる方はルーシーに感情移入出来ない状態のままなのに話はどんどん進んでいきます。

その後、脳科学者のモーガン・フリーマン演じるノーマン博士に「キミに出来ることはその経験を後世に伝えることだよ」と諭され、ルーシーは「お前のとこにいくわ」とだけ伝え強制的に通話を切ります。

この時、ノーマン博士のパソコンやなにやらがルーシーの意思で電源がついたり消えたりしましたが、人間の脳が覚醒しただけで何で電化製品を自由に出来るんだよと突っ込んだら負けです。

ちなみにこの時、脳が覚醒した状態は長く持たない私は24時間以内に死ぬとさりげなく言っていましたが、気にしてはいけません。

その後各地の警察に電話して「アイツ麻薬運ぼうとしてるから、捕まえたら情報料としてその麻薬よこせ」とムチャな要求をかましますが、なるほどあの薬は人間の体に良くも悪くも影響あるからそれをノーマン博士に渡して研究してもらおうとしているわけね、と好意的に受け止めていました。

飛行機でCAに鼻血を出させて脳が覚醒しただけで他者の体ですら自由に操られるのかよ…と思ったりルーシーの力のせいで乗務員の体が吹っ飛んだりしてるのを見て、もう脳の覚醒関係なくただの超能力じゃん…と思いましたが突っ込んだら負けです。

回収した麻薬を巡ってMr. チャンの手下達とひと悶着あるのですが、この時ルーシーの力で持っていた武器が天井に張り付いたり、体が動かなくなったりしていますが、なぜ?と突っ込んではいけません。

ちなみにMr. チャンはルーシーが覚醒してすぐに報復として両手にナイフを刺されるという羽目になっています。始まって早々に私の「ルーシーの復讐物語」は勘違いだったと気づかされるのです。

ピエールと共に無事に薬を回収したルーシーはノーマン博士の元へ急ぐのですが、この時ルーシーに気づいたMr. チャンが「アイツ絶対許せねえ」とケガをした両手を気遣いながらもルーシーを追いかけます。

わざわざ命をどぶに捨てるなんて馬鹿な男です

ノーマン博士の元へ無事にたどり着き自分の状態を説明するルーシーですが、なんとその時Mr. チャンが部下を連れて襲撃してきます。

「なんとか足止めしてこいや」とピエールをたたき出しルーシーは持ってきた薬を自身の体に投与し始めます。

後世の為にノーマン博士に渡すんじゃなく自分の体に投与するのかよ!

というこちら側の思いは無視したまま、体に麻薬を投与されたルーシーはNYやらサバンナやら色んなとこに飛ばされていきます。

扉の一枚外ではピエール達が命がけでドンパチしているのにね

ピエール達を退けてなんとかルーシーの元へ辿り着いたMr. チャンはイスに座っているルーシーを殺そうとしますが、すんでのところでルーシーが唐突に消えます。

その隙にピエールがMr. チャンを殺し、最後はルーシーらしき黒い物体がノーマン博士に自身が持つ知識を渡してピエールとノーマン博士の「なにこれ?」という表情で終わりです。

ピエールとノーマン博士の表情が、見てる人の気持ちを代弁しているかのようでした。

ちなみに、これら全てが89分という短い時間に収められています。

そりゃ見てる方置いてけぼりでどんどん話が進んでいくわけだ。

監督・脚本は「レオン」で有名なリュック・ベッソンです。なんとなく納得。

今思い返すとルーシーが体に他3つの麻薬を投薬したのは自分の体を100%に覚醒させ、その情報を後世に残す(ノーマン博士)に渡すとか色々思えるんですが、見てる時はそれどころじゃありません。

とにかくB級映画でもないのに突っ込みどころ満載の本作。

ストーリーよりもバカそうな女から冷酷な殺人者まで、色々なスカーレット・ヨハンソンが見れるので、そちらに注目してみるのもいいかも。

ネタ的にはおもしろい映画ですけどね。

 

個人的点数:54点

(とにかく突っ込んだら負け!)

 

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