読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

映画感想ライブラリー

文才ない人間が人気作からB級まで映画を見た感想を書くブログ※辛口注意

サイン

 

 

あらすじ

牧師だったグラハムは妻の事故死を境に牧師をやめ、弟のメリル、そして二人の子供達と畑を耕して静かに暮らしていた。

しかしその家族の前に様々な兆候(サイン)が現れる。愛犬が突然狂暴化し子供を襲い、畑に出現したミステリーサークル、家の周りには謎の存在が出現するように。

そしてサインは世界各地に現れるようになった。

世界中が謎のミステリーサークルとそれに関係して宇宙人の来襲の話題一色になるが、グラハムは頑なにそれを否定する…。

 

 

登場人物

グラハム…元牧師だが妻が交通事故で死去してからは信仰を捨てる。

メリル…グラハムの弟で元有名なマイナーリーガー。

モーガン…喘息持ちのグラハムの息子

ボーモーガンの妹。不思議系幼女

レイ…グラハムの妻を交通事故で殺した張本人

 

一言コメント:本当にこの世に偶然はない、のかなあ?

 

感想(ネタバレ注意)

シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督・脚本。

メル・ギブソンホアキン・フェニックスアビゲイル・ブレスリン出演の映画です。

この映画、おもしろかったですよ。本当に途中までは…

最初は本当によかったんですよ。

ミステリーサークルや家の周りを探る見えない存在、テレビで世界中で同じことが起こっていると煽るニュース。

物静かにストーリーは進みながらも見てるこちらに確実にこの家の周りには「なにかいる」と思わせ恐怖させる。

本当に素晴らしかった。

合間合間にグラハムの奥さんが事故にあった時の様子がぶつ切りで入ってくる。

この辺の繋ぎも凄くて、さすが『シックス・センス』の監督だと上から目線ですが感心していました。

けど、違和感を感じた始めたのはグラハムに妻を殺した張本人のレイから電話がかかってきたあたり。

電話がかかってきてグラハムはレイの家に向かうんですが、そこでレイに「宇宙人を家に閉じ込めた」と言われたときに最初の違和感を感じ。

実際にレイの家に閉じ込められて扉一枚ブチ破れない宇宙人を見た時に

地球を侵略しようとしてる割に弱すぎじゃね?そもそも人間一人にあっさりやられちゃうの?

とまず思い、それでも私はパニック映画等その手の映画の見過ぎだと思って納得してたんです。

その後の家に帰ってレイの情報をもとに湖が近くにある家に引っ越すか多数決を取った時は「俺はママの分合わせて二票だから」とムリヤリ自分の意見を通そうとするシーンとかは微笑ましかったというか笑えたし、宇宙人が実際に家に襲ってきたシーンは見てるこっちもハラハラしてよかったです。

モーガンが立ってる後ろからエイリアンの手が出てきた時は、正直ちょっと驚きました。

問題は宇宙人襲来後の次の日なんですよ。

ラジオで宇宙人が去ったとわかって隠れてた地下室からグラハム達が出てきたものの、実は家には宇宙人(レイの家に閉じ込められてた)が残ってて、そいつがモーガンを捕まえて…となるんですが、

そこで唐突に妻の最期の姿を思い出しグラハムは閃きます。

アレ?偶然メリルのすぐ横にバッドあるじゃん、それで宇宙人を襲えよ→リビングの周りに偶然水が入ったコップが大量にあった、宇宙人は水が苦手だったな→宇宙人からモーガンを救出、毒ガスを鼻から注入されてたけど喘息の発作で鼻が塞がれてたから毒ガス吸ってないや

宇宙人は倒したし、モーガンも無事だし、俺は世の中に偶然なんて存在しないと思ってるし、

あれ?これって神様のおかげじゃね?

となります。

グラハムは納得できても見てる私はなんじゃそりゃですよ。

「この世に偶然はなく全てが必然」ということらしいです。

そんなこんなで信仰を取り戻したグラハムは牧師に復帰して終わりです。

正直、途中まではとてもおもしろかったです。私が今まで見た映画の中でもトップクラスには。

でも、ラストの展開はなんだかなあ、と思わずにいられません。

確かに水が入ったコップがリビングにあった理由もバッドが家に飾られてた理由も伏線は張られてました。

しかし、そもそも宇宙人弱すぎじゃね?

周りに人間がいるのに暢気にモーガンに毒ガスを注入してたり、バッドを持ったメリルと戦ってる時、ほとんど反撃せずにボコボコにやられてるし。

その前夜では、なんとか地下室をブチ破って人間を襲おうとするほど攻撃的だったじゃん。

いざ人間を前にすると何もせずにやられるって、ただの内弁慶かなにか?

全体的に静かな物語だったから、宇宙人との戦いも激しくないのはわかるんだけど、それでも宇宙人がちょっとなあ…と思わずにいられなかったです。

ストーリーについては私の中では称賛が大きいけど批判も少々といった感じですが、

ボーことアビゲイルちゃんは最初から最後までかわいかったです。

ボーは不思議ちゃんなんですが、それがとてもかわいくて。

緊迫したストーリーの一種の癒しになっていました。

現在のアビゲイルちゃんの姿を見てちょっとショックを受けたのは内緒です。

全体的に静かなストーリーなので、派手などんぱちとかを求めている人には合わないかもしれません。

が、映画としては普通におもしろいので、見ても絶対に損はないと思います。

 

個人的点数:75点

(アビゲイルちゃんの愛らしい姿に注目!)

 

広告を非表示にする