映画感想ライブラリー

文才ない人間が人気作からB級まで映画を見た感想を書くブログ※辛口注意

プレデターズ

 

 

あらすじ

傭兵のロイスは突如閃光に包まれ、気がつくとどこかの上空を落下していた。

地面の直前でパラシュートが開き着陸するが、そこは得体の知れないジャングルであった。

その後、すぐに同じように落下してきたエドウィン、クッチーロ、イサベル、ニコライ、ハンゾー、スタンズ、モンバサと合流し、この謎のジャングルから脱出するために行動を共にすることに。

歩き続けているとやがて開けた場所に到着するが、空を見ると幾つかの大きな衛星が浮かんでおり、ロイス達はそこが地球でないことを理解する。

そして未知の犬型狩猟動物の襲撃に遭い、自分たちが“狩りの獲物”であることに気づく…。

 

 

登場人物

ロイス…元アメリカ軍人の傭兵

イザベルイスラエル国軍のスナイパー

エドウィン…医師

クッチーロ…メキシコの暗殺集団のメンバー

ニコライ…義理固いロシア軍人

ハンゾー…日本のヤクザ

スタンズ…凶悪犯罪の死刑囚

モンバサシエラレオネの兵士

 

一言コメント:日本のヤクザってすげえぇぇぇぇぇ

 

感想(ネタバレ注意)

プレデター」シリーズ第三作目です。

まあ、悪くなかったかなという感じ。

簡単にストーカーを説明しますと。

謎のジャングルに集められた8人。そこは地球じゃなく未知の惑星だった。

日本のヤクザを含む屈強な戦士たちおまけ一人は、ジャングルを歩いていると謎の生き物に襲われます。

そいつらは容赦なく8人に襲い掛かり、みんな大好きダニートレホ演じるクッチーロがさっそく命を落としてしまいます。

あまりにも早すぎ&雑な死に、続きを見る気をちょっと失った私です。

自分達が「狩りの獲物」だと気づいた7人は、「キャンプ」のような場所を見つけ安易に近寄っていく。

有能な戦士たちの集まりとは思えないほどの危機管理のなさです。

そこで捕らえられていたプレデターを1匹発見するも、罠にかかりモンボサがあっけなく死亡、他の6人は命からがらで逃げ出しました。

逃げ出した先で「オメー何か知ってるんだろ!」と問い詰められたイザベルが「実は昔シュワちゃんという最強兵士がいてね…」と映画「プレデター」の話をし始めます。

その数年後にプレデターに「勇敢な戦士」として認められて粗品も貰った人間もいたのですが、どうやらその話はなかったことにされてるようです。

その話に発狂したのか、ロイス達が足手まといのエドウィンを囮にしてイジメていると新たな人間が登場します。

そいつはモーフィアス改めノーランドと名乗り、「俺んちこいよ!」と自分のアジトに気軽に誘ってくれました。

そのアジトでノーランドは「プレデターって毎回3人で船でこの星に来ては人間狩りしてるよ」と優しく教えてくれます。

たまにロイス達以外の人間と喋ってるような気がするのですが、コンピュータと戦ったりプレデターと戦ったりで疲れているんでしょう。

その話を聞いたロイスが「プレデターが乗ってきた船で脱出すればいいじゃん」と思いつくも「誰が操縦すんだよ」と突っ込まれます。

するとロイスは「他のプレデターと仲が悪いはずの、デスキャンプで囚われてたプレデターに協力してもらおうぜ」と返すのです。

敵の敵は味方理論ですね、わかります。

「エイリアンVSプレデター」といい、困ったらこれを持ち出せばいいやみたいな便利な道具扱いになってますね、この理論。

この時イザベルが「私達はみんな現実世界ではモンスター」と悟ったように呟きますが、日本のヤクザがモンスター?と疑問に思ったのは内緒です。

その後、裏切りノーランドに襲われたり、プレデターも襲撃してきたり、エドウィンを助けに現れたニコライがプレデター1匹と自爆したり色々あったのですが、無事にアジトを脱出したロイス達。

しかし、脱出した先でプレデターの襲撃にあいます。

そこで男を上げたのは屑な凶悪犯スタンズでした。

何故か突然正義に目覚めたのか、「ここは俺が足止めするから先に行け」とプレデターに襲い掛かります。

何が彼の正義感に触れたのかわかりませんが、彼の名誉の死のおかげで一時的な時間稼ぎに成功します。

残った4人で逃げていたのですが、突然日本のヤクザのハンゾーが「ちょっくらプレデターと戦ってくるわ」と日本刀を持って一抜けします。

日本刀は手にした人間をSAMURAIにする能力があるようです。

そして壮絶な一騎打ちのすえプレデター1匹を相打ちで倒すことに成功します。

日本のヤクザってすげえ(笑)

そして足手まといのエドウィンの扱いで揉めてイザベルと袂をわけたロイスは、一人でデスキャンプに向かうことに。

敵の敵は味方という最強理論を用いて捕まってたプレデターを味方にしたロイスは船で星を脱出しようとするも、「イザベルに言い過ぎちゃったかなあ…」と悩んでイザベルの下へ戻ることに。

その頃イザベルは「ザコなふりしてたけど実は俺連続殺人犯なんだ♪」と衝撃(笑)の真実を告げられた挙句にエドウィンに痺れ薬を打たれて行動不能になってました。

自分もプレデターに襲われて命の危機なのに、それでもイザベルを殺そうとするとは、見上げた根性の屑です。

結局助けに現れたロイスに逆襲を食らったあげくに、プレデターの囮パート2をやらされるという短い天下のエドウィンでした。

というかなぜあそこで正体を現したのか、意味が分かりません。

その後、残り1匹のプレデターとガチンコ勝負をしたロイスはイザベルの助けもあり、なんとか倒すことに成功します。

生き残ったロイスとイザベルは、新たに連れてこられた人間のパラシュートを見上げつつ、「絶対脱出してやるぜ」と決意して終わりです。

新しい獲物が投入されるの早すぎない?

ストーリーはこんなもんかといった感じですが、敵の敵は味方理論にはさすがにいい加減にせーよと思いました。

プレデター相手にはとりあえずこの理論使っとけみたいになってません?

プレデターVS人間よりも、プレデター同士の方が迫力あって良かったですね。

惜しむらくは、どっちがどっちだかわかり辛かったことですが。

というかプレデター同士の戦いって実は初?今まで人間やエイリアンとばかり戦ってたからね。

あと日本のヤクザが妙に強キャラ扱いなのも笑えました。

あれどこの国の日本にいるのよ(笑)。外国人が考えるジャパニーズのイメージといった感じで、日本刀が出てきた時点で失笑、プレデターとの一騎打ちでは爆笑してました。

プレデターとの迫力ある戦闘あり、爆笑シーンあるしで結構楽しめる映画です。

プレデター同士の戦いもありますので、プレデターファンも満足できる作品ではないでしょうか。

ぜひご覧ください。

1作目の感想はこちら 2作目の感想はこちら 

 

個人的点数:59点

(日本のヤクザとプレデターとの一騎打ちに注目!)