エクスペンダブル・レディズ
あらすじ
アメリカ合衆国大統領の娘エリーズがカザフスタンでテロリスト組織が拉致されてしまう。
エリーズを救出するためにCIAのモナが選んだのは、元狙撃兵のキャット・モーガン、特殊部隊の小隊長だったカサンドラ・クレイ、元CIAエージェントのレイヴン、自称テクノ・アナキストで爆発物に詳しいメイリン・フォンの4人の女囚人だった。
恩赦と引き換えに、モナは彼女たちをエリーズ救出のためカザフスタン向かわせたが…。
登場人物
クレイ…元特殊部隊の小隊長
メイリン…爆発物製作にたける中国人テロリスト
レイヴン…元CIAだが裏切って殺し屋をしていた
ウルリーカ…エリーズをさらったテロ組織の女ボス
一言コメント:メインキャストの立場って一体…
感想(ネタバレ注意)
※本家エクスペンダブルズと本作は何の関係もありません
エクスペンダブルズの女版を一足先に作っちゃおうぜ!的なB級映画です。
正直、予想よりもおもしろかった
どうせつまんないだろうな~的な感じで期待せずに見ていたんですが、意外におもしろくて一気に最後まで見ちゃいました。
4人の役割分担がしっかりできていたのがいいですね
クレイはチーム指揮と肉弾戦で活躍して、モーガンは射撃とセクシーさで大活躍だし、メイリンの爆弾はエリーズ救出の要だし、レイヴンも肉弾戦頑張ってました。
この手の映画ってコイツ何か役に立った?的な人間が大抵いるんですが、本作は4人という少なさからか全員に特徴にあった見せ場がしっかりあったように思います。
レイヴンの裏切りは想像通りすぎて全く驚きませんでしたね
最初からリーダーのクレイに不満ありありで、CIA裏切って金で殺し屋やってたなんて伏線だしまくってて、「こいつ絶対裏切るだろ」と思ってたら案の定でした(笑)
B級とはいえ裏切るフラグ立たせ過ぎて、これで裏切らなかったらおかしいでしょというレベル。
何か中東における女性の扱いとか、中東の政治事情とか色々真面目なことを描いていたように思いますが、全く頭に入ってきませんでした。
それよりもモーガン男を無意識に誘惑しすぎだろって方が気になった。
4人の中で特別スタイルよくてかわいいからなのか、色んな男に性的対象に見られてましたね。
レイヴンが男を誘惑して殺すCIAだったって嘘でしょ?
体ガチムチでスタイルも特別いいわけじゃなく、顔も色々アレなレイヴンが男を誘惑してた設定は無理ありすぎると思いました。
モーガンと配役変えたら?と思ったのは内緒です。
アクションとかは悪くないんですが、どうしても本家に比べてチープに見えるのは仕方ないのかな
人気作のパロ映画ですが、ストーリーも突っ込みどころが少なく特別ひどくないし意外にもちゃんと作られてて良かったように思います。
女性アクションものやバロ元の映画好きも楽しめるんじゃないでしょうか。
最後に、パッケージ酷すぎでしょ。
CIAのモナとかいれるなら救出チームの4人の一人で最後まで活躍したメイリンもパッケージに入れてやってよ。
何か差別と感じて同じアジア人として悲しくなりました。
個人的感想:65点
(ウルリーカとクレイの最終決戦に注目!)