アントマン
あらすじ
服役していたスコットは出所して真面目に働こうとするも、前科がバレてクビになってしまう。
養育費の未払いを理由に娘と会うことを禁止されたスコットは、仲間達と共に再び犯罪の道へと戻ってしまうのだった。
とある富豪の屋敷に侵入したスコットは、謎のコスチュームを入手する。
それを着てみると、彼の身体はアリのようなサイズに縮小してしまい…。
登場人物
スコット…元エンジニアの泥棒
ハンク…アントマンスーツの開発者
ホープ…ハンクの娘で協力してダレンの野望を止めようとする
ダレン…ハンクの元弟子
キャシー…スコット大好きなプリティ娘
一言コメント:難しい事はよくわかりません
感想(ネタバレ注意)
マーベルのアメコミが原作の映画です。
結構面白かったですね。
正直アメコミ映画ってちょっと食傷気味な感じがしますが、それを加味しても面白かったです。
映画を見る前は小さくなるだけで何が出来るの?と思ってたんですが、大きくなったり小さくなったりして戦うと聞いてなるほどな~と。
何か原子がどうたらこうたらで小さくなれる~とか言ってましたが、正直理解する気もなかったのでそれはいいんですけど。
それよりも気になるのは、何でアリが操れるんだよということです。
ハンク博士曰く何かアリに語り掛ける?だか洗脳するとアリ操れるよ~とか言ってましたが、そんなわけねえだろと思いました。
まあタイトルがアントマン(アリ男)なので仕方ないとムリヤリ納得しましたが。
ストーリーとしては、悪役をアントマンが倒すという他のアメコミと同じような感じですが、ハンクとスコットの関係が重なるのがいいですね。
ホープのヒーローだったのに犬猿になってしまったハンクと、今現在娘にヒーローだと思われているスコット。
ハンクが「自分と同じ失敗はするなよ」とスコットに言うシーンは、よかったです。
あとは、アントマンの戦いも面白かった。
大きくなったり小さくなったりして相手と戦ったり逃げたりするのは、新鮮でした。
あれ、戦ってる方はイラつくだろうなあ(笑)
最後のダレンとの戦いでキャシーを守り、娘のヒーローとしての姿を守ったスコットも定番ですがよかったです。
ただ、一つ気になったのはスコットとホープの関係。
なんで安易にくっつけちゃうかなあ…。
確かに二人はどんどん仲良くなっていったけど、それが恋に発展するまでの描写はなかったと思うんだけど。
戦闘とかストーリーは悪くなかっただけに、ラストがあまりに安易すぎて結局他のアメコミと変わらないじゃん…と思ってしまった。
スコットとホープはそれぞれ好きだけど、くっつけるのはちょっと早いというか。
それだけが気になったけど、全体的には面白かったです。
子供から大人まで楽しめる作品じゃないでしょうか。
個人的点数:76点
(キャシーの可愛らしさに注目!)