キングスマン
あらすじ
海兵隊をやめて毎日プラプラしているエグジーは、義理の父親と折り合いが悪かった。
そんな義父がリーダーを務める不良軍団と喧嘩になり、エグジーは警察に捕まってしまう。
牢に入れられるのを覚悟していたが、謎の男によって解放された。
その男の名はハリー、スパイ機関「キングスマン」のメンバーであり、ハリーはエグジーにキングスマンに入らないかと誘うのだった…。
登場人物
エグジー…義父と不仲の無気力少年
ハリー…キングスマンのメンバー。コードネームはガラハッド
ヴァレンタイン…実業家。環境問題に関心がある
一言コメント;スパイ映画の決定版!
感想(ネタバレ注意)
漫画が原作の映画です。
物凄く面白いね、これ
期待しないで見たんですが、メチャクチャ面白かったです。
この映画の何がいいって、全く飽きないストーリー展開です。
突然現れた謎の男→キングスマンになる為に訓練→ヤバい奴ヴァレンタインを倒す
これが大まかな展開なんですが、途中、全くダレル事がない。
普通、キングスマンになる訓練あたりで飽きてくるんですが、本作は全くそれがなく。
これって、意外と凄い事だと思うんですよね。
とにかく展開がスピーディーなんですよ。
どんどんストーリーが進んでいくからダレないし飽きない。
本当に素晴らしいですね。
それで、登場人物もとにかく魅力的。
最初から最後までかっこいいハリー、実は優しい心を持つエグジー、真面目でエグジー相手にも分け隔てなく接するロキシー。
見るからにヤバい奴のヴァレンタインと強くて綺麗すぎなガゼルと、敵も魅力的で、こんな両者が戦うんだから、そりゃ盛り上がりますよね。
エグジーとガゼルの戦いは本当にワクワクしました。
ヴァレンタインもどこか憎めないというか、明るいキャラクター性で、真面目で礼儀正しいハリーとの対比も良かった。
この二人の、お互いの腹を探り合う感じも、スパイ映画っぽかったですね。
ヴァレンタイン自身も、地球に強い思いがあるからこその人間達の人口減少計画を立てたのかと思うと、まあ完全には否定できないですよね。
やり方は間違ってるけど。
そして、期待のアクションシーンですが、これも良い。
最後のヴァレンタインの施設にエグジーが潜入するシーンは、物凄くスピーディーで見ごたえがありましたね。
上手く潜入できたのに、施設に元候補生で不仲のチャーリーがいてバレるという展開は上手い!と思いました。
とにかく、ストーリーからキャラクター性、アクションまで全て満足だったのが本作です。
映画本編は2時間近い上映時間なのに、それを全く感じず。
むしろ、先が気になってしょうがない!と思っていました。
アメリカでヒットしたのも納得の映画です。
映画好きなら見て損はないと思いますね。
最後に。
続編でエグジーとロキシーが恋愛関係になるのだけはやめて
個人的点数:85点
(最後まで目を離すな!)