コードネーム: プリンス
あらすじ
かつて裏社会で「プリンス」と呼ばれ恐れられていた凄腕の暗殺者ポールは、犯罪組織のボスであるオマーの暗殺に失敗したことをきっかけに足を洗い、現在は田舎で自動車整備工をしながら静かに暮らしていた。
ところが、ある日一人暮らしをしている娘が消息不明になってしまい、娘を探すためにポールは故郷ニューオリンズへと戻る。
一方、ポールによって誤って妻子を殺されたオマーは、彼が町に戻ったことを知り…。
登場人物
ポール…元凄腕暗殺者、現整備工
ベス…ポールの一人娘で不良娘
アンジェラ…ベスの友人
オマー…昔ポールに妻子を奪われた地元の有力者
一言コメント:光り輝くブルース・ウィリス
感想(ネタバレ注意)
ジュリア・ロバーツの元カレ、ジェイソン・パトリック主演のスリラーです。
もうね、ブルース・ウィリスの違和感半端ない
ストーリーだけみるとよくあるスリラーなんですよ。
昔暗殺者だった男が娘を救うために奔走中に過去の宿敵に出会うという、なんてことない話なんです。
でもね、その過去の宿敵がブルース・ウィリスなのが問題なわけで。
ホント違和感凄いですよ(笑)
主役も娘役もその友人も知らない人ばかり、無名な人ばかりの中でオマー役のブルース・ウィリスの輝きようは(笑)
しかも、かっこいい悪役なんじゃないんですよ、オマーは。
どこにでもいる典型的な悪役、一目見て小者臭が凄い悪役、それがオマーです。
登場からラストの退場まで、半端ない小者臭がするんですよ。
それを演じているのがブルース・ウィリスなんです。
主役が無名で小者臭がする悪役を演じるのがブルース・ウィリス。
もうストーリーなんて入ってきませんよ(笑)
ブルース・ウィリスが出てない時にはストーリーに集中できるんですが、出てきた途端、ブルース・ウィリスばかり気になって映画の内容は入ってこなくなります。
なんでこの映画に出演を決めたのか、ブルース・ウィリスを問い詰めたくなりました。
一応ストーリーとしては、パパに迷惑かけまくりでオマーの人質になったりして、ヤク中の不良娘ベスはいい加減にしろ!と思ったりとか、主役のポールはアクション中々いけるじゃんと思ったりとか、色々思うところもあるにはあるんですが、全てブルース・ウィリスでぶち壊しです。
ほんと、なんで出演を決めたのか、純粋に気になります。
全体的にはよくあるスリラーなんですが、ブルース・ウィリス出演のせいで色んな意味で違和感が凄い作品になっています。
小者を演じるブルース・ウィリスが見たい人は、こちらを見てみるといいのではないでしょうか。
違和感凄いブルース・ウィリスが見れますよ(笑)
個人的点数:50点
(とにもかくにもブルース・ウィリス!)