新アリゲーター 新種襲来
あらすじ
ワニ狩り猟師の娘であるエイブリーは、4年振りに故郷へ帰ってくる。父のルシアンは翌日からのワニ狩り解禁に浮かれていた。エイブリーを連れてワニのいる沼地へ向かったルシアンは巨大なワニを捕獲するが、ワニは首の部分が赤く尻尾にトゲが付いている変種だった。その後、エイブリーは恋人のデイサンとデートをするが、漁師のベントンが突然巨大ワニのに襲われているところに遭遇してしまい、エイブリーはその事を町の人に伝えるが誰も信じてくれず、巨大ワニに町の住人が次々と襲撃されていく…。
登場人物
エイブリー…4年ぶりに帰郷してくる。射撃の達人
デイサン…エイブリーの恋人。
一言コメント:愛って素敵だね☆
感想(ネタバレ注意)
変種のワニに襲われるB級パニック映画ですが、そこに恋愛やら親子愛やらライバルとの熱い友情やら盛り沢山でした。
というかツッコミどころが多すぎて、なにがなにやら。
ただでさえデカくて強いワニが尻尾のトゲを飛ばせたり、噛まれたり変種のワニを食べちゃうと人間も変種のワニになっちゃったり怖すぎる。
で、父親いない探そう!→ワニに襲われたけど違うワニに助けられた→助けてくれたワニが金歯→お父さん!はさすがに脚本家もっと頑張れよと言いたくなった。
まあでもここまではまだ見れました。
その後ワニの肉を食べちゃった人間が大量にワニに変身しちゃってもうめんどくせーからみな殺しにするわってんでワニと最終決戦するんですが、そこで唐突に始まるデイサンの父親(人間)VSエイブリーの父親(ワニ)の一騎打ち。
「俺達、違う家に産まれてたら親友になれたかもな」とか言いながら相打ちで両方死亡。
なにこの突然の少年漫画的展開。
さすがにツッコむ気力すりゃ失いました。
最後はデイサンとの子をデイサン(ワニ)と育てながらワニ販売業をしているエイブリーで〆。いつの時の子供かしりませんが、子供がワニじゃなくてよかったです、ほんとに。
B級映画ってわかってるんですが、さすがに脚本が酷すぎですね。
色んな要素を突っ込みすぎてメチャクチャになってます。特に父親同士の戦いはアホ過ぎる。ただの不仲でお互い実は認め合うみたいな描写もなかったのに突然「親友に…」とか言われても。
低予算なので当然映像も荒く、主役であるワニ関連のCGはあまりにも酷すぎて思わず笑っちゃうレベル。これ2013年の映画ですよね?
B級映画でも脚本も映像もついでにキャストもここまで酷いのはそうないのでは?というレベル。
パニック映画好きでどうしても見たいという人以外にはオススメできません。
個人的点数:23点
(あまりにも酷すぎるワニのCGはある意味一見の価値あり!)